福田善之：日本の戯曲研修部アーカイブ
「日本の戯曲研修部アーカイブ」は、日本演出者協会が主催する「日本の戯曲研修セミナー」で取り上げた戯曲や劇作家を中心に、セミナーコンテンツや周辺情報をまとめたアーカイブです。未来の演出家や演劇人に向けて、有益かつ論争的な場となることを目的としています。
福田善之（ふくだよしゆき）
1931年東京生まれ。東京大学仏文科卒。1945年、二度の空襲を生きのびる。作品『長い墓標の列』(’57)、『遠くまで行くんだ』(’61)、『真田風雲録』(’62)『オッペケペ』(’62) など。『袴垂れはどこだ』(’63) で岸田國士戯曲賞に選出されるが辞退する。 大河ドラマ『風と雲と虹と』を始め映画・テレビ・ラジオドラマの執筆も多数。また大河ドラマ、ウルトラマンシリーズへの出演も。1994年『壁の中の妖精』ほかで、紀伊國屋演劇賞・個人賞を、『私の下町-母の写真』で読売文学賞、読売演劇大賞優秀演出家賞、斉田喬戯曲賞を受賞。近作『京都河原町四條上ル近江屋二階』（Pカンパニー）、予定『若草物語』（桐朋学園芸術短期大学専攻科演劇専攻修了公演）。第六代日本演出者協会理事長(2003年-2006年)。現、評議員。
《オンライン版》日本の戯曲研修セミナーin東京2021 福田善之『オッペケペ』を読む！
2022年2月1日（火）~2月6日（日）
福田善之が劇団新人会に書き下ろした「オッペケペ」（1963年）を題材に、参加者それぞれが戯曲への「問い」を持ち寄り、ディスカッションを行いました。『オッペケペ』がいまの時代へと投げかけている多くの「問い」が発見され、共有され、議論されました。
アーカイブとして、セミナーのダイジェスト映像、インタビュー映像（作家・福田善之さん、初演の出演者・前田昌明さん）、レクチャー「川上音二郎の戦争劇について」（日置貴之）を公開いたします。
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戯曲情報
『オッペケペ』は劇作家協会が運営する「二十一世紀戯曲 文庫」にてオンデマンド本・電子書籍本として購入できます。