About Us

日本演出者協会は、
1960年に設立された日本における
唯一の専門的舞台演出家の協会です。

《社会的・経済的・芸術的地位の確立、 芸術的能力の向上のための研究・芸術上の相互援助をはかることを通じて日本演劇の発展に資する》ことなどを目的として設立されました。

このたび令和五年八月二十七日の定例総会におきまして
下記の通り向こう二年間の役員を選任いたしました

大きく若返りを図った新体制で全国の協会員と協働し
コロナ後の困難な社会状況を力強く乗り越えていきたいと思っています
また世界を覆っている戦争 貧困 差別といった理不尽に抗い
人々の幸福と心の豊かさに少しでも寄与できる協会になるよう
専心努力致す所存ですので なお一層のご支援を賜りますよう
心よりお願い申し上げます。

理事長 シライケイタ

>>> Japan Directors Association

協会概要

設立1960年4月
会員数559名(2023年8月現在)  会員一覧
目的本協会は、日本で唯一の舞台演出家の協会であり、日本の専門的演出家の社会的・経済的・芸術的地位の確立、芸術的能力の向上の為、研究、相互援助を図ることを通じて、日本演劇の発展に貢献することを目的とする。
事業演出家の諸権利を守り、相互に研修を重ね、親睦を図るための事業として、会報の発行、各種研究会ゼミナール、国際会議などを開催するほか、地域での演劇振興や新人育成に寄与すべく日本各地で、「演劇大学」、「日本の戯曲研修セミナー」、「国際演劇交流セミナー」、「若手演出家コンクール」を開講している。
芸団協入会1974年9月
沿革日本演出者協会は、1960年4月に設立された日本で唯一の舞台演出家の協会です。
設立当初より、プロもアマチュアも参加できる協会としてきました。
設立の目的は、日本の専門的演出家の社会的・経済的・芸術的地位の確立と、アマチュアの演出家も含めての芸術的能力の向上の為の研究、相互援助を図り、日本演劇全体の発展に貢献することでした。長く任意団体として活動し、2013年より一般社団法人となっています。
設立したのは主に「新劇」の演出家で、最初の会員数は200名未満でした。1980年代より「新劇」だけでなく、「商業演劇」、「アンダーグラウンド演劇」、「小劇場演劇」、「児童演劇」などの多様な演出家が参加し始め、現在は全国で600名近い会員がいます。

《活動》
親睦を図るための事業として、当初より会報の発行や研修会を行い、また文化庁の海外研修制度への推薦団体としても活動してきました。また、戦後の問題解決のために主に中国や韓国との演劇交流を始めています。その内容は、国際会議やワークショップ、公演の招聘などでした。1999年からは文化庁の要請と助成を受けて、現在まで全国各地の演劇振興や新人演出家や俳優の育成に寄与すべく事業を実施しています。
日本演出者協会略年譜(PDF)

《育成事業》
「演劇大学・演出家養成セミナー」、「国際演劇交流セミナー」、「日本の戯曲研修セミナー」、「若手演出家コンクール」の4つを実施しています。全国の次代を担う若手演劇人が熱望する学びの場を提供したいということで始めました。また、2018年より社会的包摂の事業として「障害者による文化芸術活動」にも取り組んでいます。

《出版事業》
これまでにどのような演劇が日本で行われたかを記録し共有する目的で『演出家の仕事シリーズ』を発刊しています。また国際演劇交流セミナーで翻訳した戯曲を全国に届ける目的で『海外現代戯曲アンソロジー』を発刊しています。『国際演劇交流セミナー年鑑』は毎年開催しているセミナーを記録・要約し、全国の会員や演劇人のために発刊しています。

《フェスティバル》
2009年と2012年に『日韓演劇フェスティバル』を開催しています。2009年は、東京の劇場で1か月間、2012年は東京、大阪、福岡で1か月間の開催でした。多くの国民に関心を持ってもらうために、韓国の演出家協会、演劇協会と共に、在日の演劇人、詩人、画家、舞踊家、ミュージシャンとも内容を協議し、大規模なフェスティバルを実施しました。

《フェニックスプロジェクト》
2011年の東日本大震災以来、被災地の問題を風化させないために自主事業として行っています。マスメディアでは報道されていない被災地の問題を、被災地の演劇人や学生、活動家に話してもらうことと、招聘公演、戯曲のリーディング公演、ワークショップを実施し、真の復興のための一助となることを目指しています。

常に社会の中での役割を協議し、演劇の可能性を追求してゆくことが協会の課題です。
定例総会毎年1回事業年度終了後3箇月以内に開催する。
《 定例総会資料 》
理事長シライケイタ
副理事長小林七緒、日澤雄介
常務理事秋葉舞滝子、鵜山仁、EMMA(豊永純子)、鹿目由紀、田中孝弥、宮田慶子
理事大西一郎、柏木俊彦、川口典成、鴻上尚史、坂手洋二、佐藤茂紀、ふじたあさや、森田あや、流山児祥、わかぎゑふ、渡辺えり、和田喜夫
事務局長和田喜夫
副事務局長秋葉舞滝子、柏木俊彦
監事外波山文明、福田悦雄
評議員貝山武久、栗山民也、福田善之

事業担当一覧

演劇大学部【部長】小林七緒
<各地域>各地域実行委員
(詳細は演劇大学のページ参照)
→ 演劇大学
国際部【部長】佐川大輔  
【副部長】広田豹  
【担当理事】シライケイタ 
〈北海道〉前田透
〈北陸〉岡井直道
〈関東〉柏木俊彦、公家義徳、坂手洋二、篠本賢一、島村和秀、菅田華絵、杉山剛志、扇田拓也、田家幸子、林英樹、前嶋のの、松田文、眞鍋卓嗣、森田あや、山上優 
〈東海〉小熊ヒデジ、前川達次郎、丸知亜矢
〈関西〉坂手日登美、島守辰明、田中孝弥、中谷和代
〈九州〉石田聖也、山田恵理香
日本の戯曲研修部〈北海道〉田中春彦
〈東北〉大河原準介、渡部ギュウ
〈関東〉岩崎聡子、川口典成、蔵人、黒川逸朗、黒澤世莉、小林拓生、坂手洋二、篠本賢一、銀ゲンタ、EMMA(豊永純子)、外波山文明、林英樹、日澤雄介、平野智子、松森望宏、丸尾聡
〈東海〉岡田一彦、齋藤敏明、はせひろいち、みなみ津姉
〈関西〉井之上淳、笠井友仁、金子順子、神澤和明、菊川徳之助、木嶋茂雄、田中孝弥、棚瀬美幸、山口浩章
〈九州〉石田聖也、田村さえ、山南純平
若手演出家コンクール【部長】西沢栄治 
【実行委員】大西一郎、小林七緒
【制作担当】三村里奈
社会包摂部〈東北〉大河原準介
〈関東〉明樹由佳、荒川貴代、小川絵梨子、落合咲野香、柏木俊彦、金子真美、河田園子、菅野直子、鯨エマ、黒木裕太、佐川大輔、櫻井拓見、菅田華絵、杉田健介、関根好香、谷口眞記、野﨑美子、畠山邦男、前嶋のの
〈北陸〉黒田百合
〈関西〉佐藤拓道、庄﨑隆志、髙井恵美
〈中国〉和田喜夫
〈九州〉上田奈津美
広報部【部長】桒原秀一
【副部長】緑川憲仁 
【担当理事】宮田慶子
篠﨑光正、篠本賢一、五戸真理枝、中村ノブアキ、藤間健、野月敦、広岡凡一、冨士川正美、増田雄
教育出版部〈関東〉黒澤世莉、坂手洋二、篠﨑光正、篠本賢一、外波山文明、成井豊、日澤雄介、ふじたあさや、松本祐子、山崎哲史
新事業企画部【部長】鵜山仁
〈関東〉宮田慶子
演劇センター推進部【部長】西川信廣
〈関東〉鴻上尚史、坂手洋二、外波山文明、中屋敷法仁、流山児祥
法務部【部長】藤間健
〈関東〉鵜山仁、大西一郎、西川信廣
日韓演劇交流センター 委員【部長】シライケイタ
〈関東〉スズキ拓朗
フェニックス・ プロジェクト【部長】大西一郎
〈東北〉伊藤み弥、こむろこうじ、坂田裕一、佐藤茂紀、渡部ギュウ、大河原準介
〈関東〉菅野直子
観劇案内【部長】遠藤栄蔵
〈東海〉金子康雄
事務局【事務局長】和田喜夫
【副事務局長】柏木俊彦、秋葉舞滝子
〈事務局員〉荒川貴代、清水直子
〈東海ブロック〉金子康雄
〈関西ブロック〉金子順子、木嶋茂雄、高橋恵、田中孝弥、山口浩章
(2022年4月現在)

これまでの主な取り組み

  • 日韓演出家会議 1992年6月9日~11日 東京芸術劇場
  • 日中演劇フォーラム 1995年1月19日~25日 グローブ座
  • 東南アジア演劇研究研修セミナー 1998年 世田谷パブリックシアター
  • 演出家、シンベリン・ビューラーによるワークショップ開催(2008年7月28~29日)
  • ワークショップオーディションのお知らせ(2007年3月12~16日)
  • 優秀指導者特別指導事業 ロシア:セルゲイ・チェルカスキイ氏によるワークショップ 2006年8月9~22日 芸能花伝舎
  • 日本演出者協会戦後60年特別企画(2005年9月14日)
  • 演出家インターンシップ再開(2005年6月5日~7月30日)
  • 日韓演劇フェスティバル 
    第1回2009年6月1日~30日池袋あうるすぽっと
    第2回2012年 東京・大阪・福岡で一か月の開催
  • 中津川演劇キャンプ 2009年~2014年
    岐阜県中津川市 常盤座・明治座、ほか
  • フェニックスプロジェクト 2011年~
  • 日韓演劇作品交流プロジェクト“演劇でつながろう”2014年~2016年
    日本:新宿タイニイアリス、下北沢:本多・小劇場B1
    韓国:ソウル演劇協会運営の劇場