日本の戯曲研修セミナー2022 in 東海
東海地方に縁のある演劇人シリーズ第4弾
菊本健郎特集

長年にわたり東海地方を中心に様々な演劇の現場で活躍され、2019年秋 に亡くなられた、劇作・演出家の菊本健郎氏の特集です。個人の劇作家、演出家としての仕事に留まることなく、当協会の東海ブロック(前身は愛知県支部)の主たるメンバーとして、「演劇大学」「まちんなか演劇祭」「演劇キャンプ」「海外演出家による研修会」「戯曲研修セミナー」など様々な活動にも携わってこられました。そうした氏の追悼の意味合いも込め、活動や作品を通じて足跡を辿るとともに、若手演出家・俳優などの次代の演劇人育成の為に、氏の劇作家としての側面、その作品世界に触れて行きます。



〈 参加、見学、観劇の皆様へ 〉

・マスクを着用し、咳エチケットにご協力ください。
・会場への入室前に 検温、手指の消毒などをお願いします。
(検温の結果 37.5度以上の場合は入室をお断りいたします)
・参加者名簿【氏名及び連絡先】の作成にご協力ください。
(この情報は、感染者が発生した場合など必要に応じて保健所等の公的機関へ提供することがあります)
・スタッフはマスクを着用し、毎日の検温、体温チェック、マスク着用、こまめな手洗い、手指の消毒の徹底を行います。


日本演出者協会における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン
芸術創造センター<新型コロナウイルス感染拡大に伴う施設利用等のお知らせ>


『或る日の漱石と夫人』

2018年4月執筆。川村ミチルの依頼でイベント用に書かれ た作品だが、企画が実現せず未発表となった幻の短編。
今回、それぞれ別の所で菊本氏にお世話になった2人の 俳優が初めて出会い創る、本邦初公開の作品となる。

演出
川村ミチル
演出家、俳優、劇団そらのゆめ主宰、劇団天白月夜顧問

児童青少年演劇を専門とし、俳優として全国各地での公演活動を行うほかに、地域コミュニティー対象の演劇講座、表現教育授業、保育士、教員へ向けての現職教育、学芸会指導、育脳塾での講師等を多く務める。創作市民劇を得意とし、合唱ミュージカル、オペラ、朗読 劇等の演出、イベント企画・プロデュース、司会等も手掛ける。

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翁ひとり語り『嘆異抄異聞』

2005年10月、劇団舟木スタジオ公演として上演された作 品。「歎異抄」を題材とし、親鸞聖人の生き様を舟木淳氏の 重厚な語りで伝えていく。この作品で、舟木淳氏は『第10 回 松原英治・若尾正也記念演劇賞』を受賞し、その後も、 再演を重ねている。

演出
渡会りえ
演出家、舞台企画・制作、ヤマコ企画代表、自遊哉主宰

名古屋出身、東京在住。ヤマコ企画代表として、演劇・イベントの企画・プロデュース、演出を手掛ける。また、名古屋にて朗読団体「自遊哉」を主宰。年1回朗読公演を行うほか、地域の方々を対象に朗読講師を務める。近年の演出作品としては、2021年『忠臣蔵 梶川与惣兵衛にとっての…』(作・菊本健郎)、2022年『義人伝説̶風説 坂上田村麻呂―』〔再演〕(作・菊本健郎)、語謡楽『青柳のはなし 一具』(原作・小泉八雲)がある。

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『ごきげんなすてご』
 原作・いとうひろし

1993年、俳優館の学校公演のために書かれた作品であり、 日本全国の学校を巡演。
王道のミュージカル的要素の含ま れた作品です。

演出
ほりみか
演出家、M,カンパニー主宰

児童青少年演劇を専門とし、俳優として全国各地での公演活動を行うほかに、地域コミュニティー対象の演劇講座、表現教育授業、保育士、教員へ向けての現職教育、学芸会指導、育脳塾三歳より 奥田敏子にモダンダンスを師事。その後、ジャズ、タップダンスを向井十九(東宝)、クラシックバレエを佐々良子に学ぶ。『三文オペラ』(鈴木完一郎演出)、『メリーウィド』(宮本亜門演出)、『マイフェアレディ』(中村たかお演出)等、数多くのミュージカルに出演。NHK名古屋放送局報道番組ディレクター、総合劇集団俳優館10年間所属の後、フリーとなり夏休み ファミリー劇場、小牧、知立、四日市など各地の市民ミュージカルや市民劇、合唱 ミュージカルの演出、振付を手掛ける。平成14年度東京都優秀児童演劇選定奨 励賞受賞(ミュージカル『ムクバクとチチャネコ』)
三重大学人文学科卒業、日本演出者協会所属、愛知文教女子短大講師

座談会「菊本健郎を語る会」 & アフタートークショー

特別ゲスト

ふじたあさや 

劇作家・演出家。1934年東京生まれ。
早稲田大学文学部演劇専修中退。
元昭和音楽大学ミュージカルコース教授。 

代表作に『日本の教育1960』『さんしょう太夫(斉田戯曲賞受賞)』『しのだづま考(芸術祭賞受賞)』『サンダカン八番娼館(脚色)』『ベッカンコおに(脚色)』『臨界幻想』ミュージカル『ねこはしる』等、代表演出作品に『うたよみざる』『羽衣』『12人の怒れる男』『杜子春伝』等、伝統から現代、対話劇からミュージカル、記録的演劇から児童劇と作風は多岐にわたる。
日本演出者協会理事長の他、(社)日本劇団協議会、日本劇作家協会、(社 )日本芸能実演家団体協議会、日本児童・青少年演劇劇団共同組合、アシテジ(世界児童青少年舞台芸術協会)世界理事、NPO法人KAWASAKI アーツ理事長等、業界団体役員を歴任。川崎市文化賞受賞。

司 会

はせひろいち 

劇作家、演出家、劇団ジャブジャブ サーキット代表。
岐阜大学卒業後、 新聞社勤務を経て演劇畑に。書き下ろし戯曲は110本を越す。観客との想像力共有論、繊細な会話研究、知的エンターテイメントが身上。松原・若尾記念演劇賞、名古屋市芸術奨励賞など受賞多数。過去3回岸田戯曲賞の最終候補に残る。現在、日本演出者協会理事、日本劇作家協会員。岐阜大、静岡文化芸術大、名古屋音楽大で講師。戯曲塾の塾長を長久手市で22年、岐阜市で16年継続中。

座談会「菊本健郎を語る会」出演 

川村ミチル、白濱洋介、舟木淳、ほりみか、渡辺一正、渡会りえ

アフタートーク出演 

川村ミチル、ほりみか、渡会りえ


スケジュール

※新型コロナウイルス感染予防対策により
時間等の変更がある可能性がございます。

公演スケジュール

2023年1月28日(土)13時開演[12時30分開場]

13時~13時30分頃
『或る日の漱石と夫人』

13時30分頃~14時30分頃
座談会「菊本健郎を語る会」

14時30分頃~15時45分頃
翁ひとり語り『嘆異抄異聞』&アフタートーク

15時45分頃~
『ごきげんなすてご』&アフタートーク

※時間は目安です。
 多少前後する場合がございます。
 予めご了承ください。
※休憩時のみ入退場可

会場

芸術創造センター リハーサル室
愛知県名古屋市東区葵一丁目3番27号

●交通アクセス ※駐車場台数に限りがあります。
公共交通機関をご利用ください。

・地下鉄東山線「新栄町」下車 1番出口より北へ徒歩3分

・地下鉄桜通線「高岳」下車 3番出口より東へ徒歩5分

・市バス「布池」下車 南へ徒歩2分
(栄12・15号系統、鶴舞11号系統、東巡回系統)

・市バス「新栄町」下車 北へ徒歩4分
(栄12・16号系統、鶴舞11号系統)


料金

2,000円

全ての演目にご入場いただけます! 

※1公演のみご入場の場合でも一律2,000円

お申込み 


お電話にてお申込みください。
■日本演出者協会 東海ブロック(みなみ)
TEL. 080-4536-9570

以下でもお取り扱いしております。
○名古屋市文化振興事業団チケットガイド
TEL:052-249-9387
(平日9:00~17:00/チケット郵送可)
★名古屋市文化振興事業団が管理運営する施設窓口《文化小劇場、芸術創造センター、青少年文化センター(アートピア)、市民ギャラリー栄、演劇練習館(アクテノン)、東山荘、名古屋能楽堂》


お問い合わせ

「日本の戯曲研修セミナー2022 in 東海」実行委員会
tel. 080-4536-9570

詳細はこちら>>  日本演出者協会東海ブロックHP

最新情報はTwitterにて>> 日本演出者協会 東海ブロック

スタッフ

舞台監督 柴田頼克(かすがい創造庫)
美術 白濱洋介、金子康雄
照明 花植厚美 (flower-plant)
音響 後藤佳子


制作「日本の戯曲研修セミナー2022 in 東海」実行委員会
宣伝美術 みなみ津姉

WEBデザイン 小熊ヒデジ
日本演出者協会東海ブロックHP

文化庁委託事業

「令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

主催

共催

文化庁 / 一般社団法人日本演出者協会

公益財団法人名古屋市文化振事業団
[芸術創造センター]

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