ニュース・コラム

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楽しくつながるプロジェクト2025

「楽しくつながるプロジェクト」の歩み

知的障がい者施設 東京多摩学園の利用者さんと
オンライン演劇ワークショップを行い、
ドキュメンタリー映像を制作・配信。
心身障害者福祉ホーム さくらんぼでは、
職員向けオンラインワークショップを実施。

東京多摩学園利用者全員と職員が
出演する野外劇「奥多摩しいたけ物語」を上演、
映像配信を行う。全国をつなぎ学び合う取り組みとして、
オンライン・シンポジウム「障がいのある人たちと
つくる演劇の可能性」を始める。(Part1、2)

東京多摩学園から会場を移し、東京多摩学園
利用者をはじめとした奥多摩町近郊の方々と、
演劇公演『奥多摩の昔話』(2回公演)を実施。
「障がいのある人たちとつくる演劇の可能性」
Part3を実施。

2年目の活動となるB型支援作業所「すぅ」の利用者が、新規参加となる生活介護事業所「Side by Side」の利用者にファシリテーターとして自分たちが行ってきたことを伝えていく場を作る。障害者同士が互いを知り、サポートしあえる関係性づくりを行う。演劇を通して施設同士、人と人がつながる場を創出します。
<協力>
特定非営利活動法人地域生活・就労サポートセンターすぅ
社会福祉法人クープ生活介護事業所Side by Side

6月 18日㊌
7月  2日㊌・16日㊌・24日㊍
8月  8日㊎・22日㊎
9月  5日㊎

<講師>

河田園子(かわだそのこ)
2017年文化庁在外研修員として渡英。劇場と地域のつながりについて研修。帰国後に障害者と活動を始める。これまでに東京多摩学園、静岡県三島市にじのかけ橋で、知的障害者との演劇創作を行っている。静岡市ラウドヒル計画でも障害者と演劇ワークショップを開催している。

勝呂達基(すぐろたつき)
エイトビート所属。静岡市ラウドヒル計画で障害者チームと演劇活動を行う。2021年あうるすぽっとインクルーシブシアター「テンペスト」で演出助手を務める。楽しくつながるプロジェクトには2023年から参加。

言葉がなくても手や体を使えば伝えられる。
かほく市で聴覚障害の人と一緒に舞台を創るのは初めてですが、手やカラダを使って表現したらきっとココロがポカポカしてきます。一般公募をしますが、公演ではひとりひとりの表現を大事にしながら、それぞれの大切なことを話してもらう場面もあり、後半では観客参加ができる場面もあります。言葉がなくても伝えたいし、気持ちを共有すると、もっと楽しくなる。そんな舞台を目指します!

<共催>
かほく市
<協力>
手話サークル つつじの会

7月  26日㊏
8月  2日㊏・9日㊏・23日㊏・30日㊏・31日㊐

<講師>

黒田百合(くろだゆり)
演出家。1990年に金沢で劇団夢宇人を立ち上げ演出活動に入る。金沢市民芸術村ドラマ工房ディレクターを経験し、社会の中での演劇の在り方を考え、障がいのある人たちとアートセンター「エイブルベランダBe」で毎年公演を実施。劇・遊び・表現活動Tenseeds代表。

勢登香理(せとかおり)
俳優。演劇ユニットK-CAT所属。自身で演出・構成をする際はチロルマーケット主宰として演劇活動をおこなっている。声楽衆にて「声とことばの磯貝メソッド」を学びながら、表現ワークショップも実施。2023年より手話を学びはじめ、2024年に「手と声で語るおはなし公演」を上演。

日時:2025年8月31日㊐15時開演(開場は30分前)

会場:西田幾多郎記念哲学館ホール(石川県かほく市内日角井1)

料金:500円(要予約)
※小学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料(要予約)
※手話通訳あり

予約申込み:https://kahoku202508.peatix.com/

豊島区に拠点を置くVILLA EDUCATION CENTER(VEC)と協働し、VECの「日本語活動」に通う様々なルーツを持つ方々と、そのサポートをしている方々が、共にまざり合って、日本語を用いながら演劇表現を模索します。
月毎に開催する4回のワークショップで、あらゆる表現(日本語だけでなく、母語、または身体など)を用いた演劇活動を行い、それらを通して、互いをより深く理解し認め合う場を創出します。


<協力>
VILLA EDUCATION CENTER(VEC)

<講師>

関根好香(せきねよしか)
俳優・ファシリテーター。演劇ユニット思考動物所属。未就学児から小・中学校の特別支援教室などで、ワークショップや作品創作に携わる。近年は、様々な言語的・文化的な背景を持つ人たちを対象にするなど活動の場を広げている。

柏木俊彦(かしわぎとしひこ)
演出家・俳優。木野花ドラマスタジオを経て、第0楽章を設立、代表を担う。近年は、さまざまなバックグラウンドをもつ人たちと一緒に、ワークショップや創作活動も行っている。調布市せんがわ劇場演劇ディレクター。NPO法人SEED OF ARTS理事長。

言葉がなくても手や体を使えば伝えられる。
かほく市で聴覚障害の人と一緒に舞台を創るのは初めてですが、手やカラダを使って表現したらきっとココロがポカポカしてきます。一般公募をしますが、公演ではひとりひとりの表現を大事にしながら、それぞれの大切なことを話してもらう場面もあり、後半では観客参加ができる場面もあります。言葉がなくても伝えたいし、気持ちを共有すると、もっと楽しくなる。そんな舞台を目指します!

<協力>
社会福祉法人 ことの海会 きぼうの里

8月  30日㊏
9月  13日㊏

10月  11日㊏
11月  29日㊏
12月  20日㊏

<講師>

小松原修(こまつばらおさむ)
佐賀大学大学院准教授。ファミリーシアターやエイブルオンラジオなど、演劇・メディアを使って、障害当事者の魅力を新しい形で社会にブランディングしている。KDAサポートセンター(2020年〜2022年)、岡山(2023年〜2024年)にて舞台演出等。2018年「障害者の生涯学習支援」文部科学大臣表彰。

富永充宜(とみながみつのり)
佐世保市出身。役者を中心に長崎県内外で長年活動しながら、障害福祉分野の介護士としても様々な現場で経験を重ねる。演劇と福祉の両方に携わって来た中で感じた「伝える力」「発する力」の面白さと可能性に着目し、その魅力を広める活動にも力を入れている。

【シンポジウム】

『楽しくつながるプロジェクト』の4つの取り組みを報告いたします。どのような活動をして、どのような体験をしたのか。ファシリテーターが、それぞれの活動を映像と共に紹介をいたします。

日程:2026年2月11日(水・祝)
会場:都内スタジオ+オンライン

〇シンポジウム登壇者〇
河田園子、黒田百合、小松原修、関根好香

〇シンポジウム司会〇
柏木俊彦


【 ファシリテーター養成講座 】

重度の障害者など多様な人と関わる際の手法を、長く障害者とワークショップを実践してきた小松原修さん、作業療法士の視点から演劇をコミュニケーションツールとして応用している川口淳一さんを講師に迎え、ファシリテーターや活動に興味がある方を対象にしたワークショップを行います。

<講師>

小松原修(こまつばらおさむ)
佐賀大学大学院准教授。ファミリーシアターやエイブルオンラジオなど、演劇・メディアを使って、障害当事者の魅力を新しい形で社会にブランディングしている。KDAサポートセンター(2020年〜2022年)、岡山(2023年〜2024年)にて舞台演出等。2018年「障害者の生涯学習支援」文部科学大臣表彰。

川口淳一(かわぐち じゅんいち)
作業療法士(茨城県)。長崎大学医療技術短期大学部卒。長崎では学習障がい児との演劇活動「のこのこ劇団」を立ち上げる。その後、北海道富良野市の介護老人保健施設にて、高齢者が演劇創造に参加する機会を提供し、役割が明確な作業の効果について検証する。著書「リハビリテーションの不思議——聞こえてくる高齢者の〈こえ〉」(青海社)がある。

詳細は、詳細きまり次第、日本演出者協会ホームページにてお知らせいたします。


文化庁委託事業「令和7年度 障害者等による文化活動推進事業」
(文化芸術による共生社会の推進)を含む《楽しくつながるプロジェクト》~共生社会実現のために~

〇主催:文化庁・一般社団法人日本演出者協会
〇制作:一般社団法人日本演出者協会


日本演出者協会は、ハラスメント防止に努めています。
参加のお申込みをされる前に、必ずこちらの「日本演出者協会事業におけるハラスメント防止ガイドライン」をご確認ください。

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