チーム・クレセント
『わたしのこえがきこえますか』
- 脚本:
- 山脇立嗣(2022年第29回OMS戯曲賞大賞作品)
- 演出:
- 千田恵子(劇団青年座)
- 会場:
- シアターグリーン BASE THEATER
1948年~1996年まで続いた「旧優生保護法」では、精神障害や知的障害などを理由に本人の同意がなくても強制的に不妊手術を行うことを認めていました。 当時は親の障害や疾患がそのまま子どもに遺伝すると考えられていたこともあり、その目的は、「不良な子孫の出生を防止すること」と定められていました。
奇しくも、昨年7月、政府はこの旧優生保護法をめぐる裁判の原告らと面会し謝罪をしました。そして 今も審理が続いている全ての裁判で、賠償を求める権利がなくなる「除斥期間」適用の主張を撤回し、和解による速やかな解決を目指す方針を表明しました。
「わたしのこえがきこえますか」は、まだ手話が「手真似」だと揶揄された時代のとある家族の愛の物語です。たくさんの人に観て頂くことでろう者の歴史に触れて頂く機会を作りたいと思っています。さらに、11月、東京で開催される「デフリンピック」に向けて、共生社会実現のための一助となれば幸いです。
【あらすじ】
緊急事態宣言に向けて動きだした2020年3月、
老夫婦は世の中の騒動を横目に亡き娘の13回忌の準備で慌ただしい。
ふと、母親の記憶が1966年のある日に遡る。
それは、耳の聞こえない我が娘和美が身ごもったと聞かされた日である。
和美の気持ちを両親に伝えたのは同じ手話研究会に通う看護婦の清原だった。
父親の強い反対を押し切り、和美は必死に「産みたい」と訴えるがー
まだ手話が「手真似」と揶揄された時代の感動的な家族の絆のおはなし。
上演タイムテーブル
9月4日(木)19:30(A)
9月5日(金)12:30(B)/16:00(A)/19:30(B)
9月6日(土)12:30(A)/16:00(B)/19:30(A)
9月7日(日)12:30(B)★/16:00(A)★/19:30(B)
9月8日(月)12:30(A)●/16:00(B)●
★舞台手話通訳あり
●ライブ配信あり
※開場は各開演の30分前
※上演時間1時間45分 休憩なし(予定)
※手話のできるスタッフあり
※字幕によるタブレット貸出あり(1ステージ2台限定・要予約)
※希望者には台本付与あり(8/21までに要予約)
※車椅子での入場可(要予約)
※未就学児童入場不可
チケット料金
一般5,000円 高校生以下3,500円
A&Bセット券:一般9,000円 高校生以下6,000円
障害者割引:各券種500円引き(要予約、障害者手帳またはミライロID提示のこと)
予約問い合わせ先
チケットのお申込み&お問合せ
【J-Stage Navi 】
http://j-stage-i.jp/crescent/
03-6672-2421(平日12:00~18:00)
配信チケットのお申込み
【カンフェティ】
https://www.confetti-web.com/@watashinokoe
ライブ配信・アーカイブ配信(各チーム):3,000円
視聴期間 9/8(月)~9/15(月)
公演に関してのお問合せ
【チーム・クレセント】
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=3cfda3ca44facf29