コンクール

若手演出家コンクール

若手演出家コンクール2023 🏆 最優秀賞決定!

最優秀賞 八代将弥 a.k.a.SABO
      16号室/room16(愛知

審査概要報告

今年度80名の応募者から第1次審査を通過した15名で第2次審査が行われ、昨年12月に4名が優秀賞に選出表彰された。この4名から最優秀賞を決する最終審査上演が2024年2月27日(火)~3月3日(日)下北沢「劇」小劇場にて行われ、各組二回の上演を行ない、最終日3月3日17時より審査会が行なわれた。
今回の審査会は、すべての公演において一般お客様にも観劇可能とし、たくさんのお客様に観劇いただくことができた。
エントリーされたのは下記4名。

大信ペリカン
鈴木あいれ
中山美里
八代将弥 a.k.a.SABO 
  • 大信ペリカン シア・トリエ <福島>驟雨
  • 鈴木あいれ 劇団コメディアス <東京>キャッチミー開封ユーキャン RTA
  • 中山美里 演劇企画もじゃもじゃ<東京> 『不眠症と河』
  • 八代将弥 a.k.a.SABO 16号室/room16<愛知>『演出家コンクール最優秀賞受賞予定作品』

公開審査会を担当した審査員は下記9名。
鵜山仁(文学座) 加藤ちか(舞台美術家) 鐘下辰男(THE・ガジラ) シライケイタ(日本演出者協会理事長・劇団温泉ドラゴン) スズキ拓朗(CHAiroiPLIN) 弦巻啓太(弦巻楽団) 日澤雄介(劇団チョコレートケーキ) 山口宏子(朝日新聞記者) 流山児祥(流山児★事務所)

司会進行は実行委員長の大西一郎、採点進行は実行委員の西沢栄治、三上陽永が行なった。まず各作品について審査員が討論形式で審査コメントを述べていった。各候補者と審査員とのやりとりも交えながら、全作品についての熱のこもった議論が行われた。そして投票、各審査員が全候補者の順位に従って4点、3点、2点、1点という4段階評価での採点を行った。
休憩後に開票、集計。
開票の結果は次のとおりとなった。

上記のような投票結果で、最優秀賞は八代将弥 a.k.a.SABOに決定した。
副賞は50万円である。

最終審査結果確定後、シライケイタ理事長により最優秀賞の表彰が行なわれ、全候補者挨拶と受賞スピーチをもって若手演出家コンクール2023は閉幕した。


若手演出家コンクール2024の募集は本年5月からはじまり、最終審査会は2025年2月26日~3月2日に下北沢「劇」小劇場で行われる予定である。


(文章中の敬称は略)


◆若手演出家コンクール2023最終審査会の詳細はこちらをご覧ください

若手演出家コンクール受賞履歴


実行委員長 大西一郎(ネオゼネレイター・プロジェクト)
事業部長  西沢栄治(JAM SESSION)

助成:文化庁文化芸術振興費補助金
舞台芸術等総合支援事業(次代の文化を創造する 新進芸術家育成事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
主催:一般社団法人日本演出者協会
企画制作:一般社団法人日本演出者協会
協力:本多劇場グループ

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